開発シロたん

都合の良いことしか記憶に残らないシロたんです。

先日のニコ生で脳内彼女の西田一がフリーになる宣伝をしました。
思えば、西田とは10年以上、一緒に働いていたのでした。
昔のことをいろいろ思い出しました。
でもまぁ今生の別れでもないし、今はTwitterとかネットで繋がれる。

何年も前から言ってますが、ウチの会社もフリーでいけるならフリーを推奨しています。
自分の好きなゲームを作りたいということと、会社に保証してもらいたいという立場は矛盾を産みます。
また音楽CDみたいに商業エロゲの売上がどんどん下がっていくので、会社としての体裁を保つのにはいつか限界がきます。
だから売上がどんどん下がって、近い将来会社組織として続けていけなくなる日がくるかもしれません。

でも会社が潰れても無くなっても、個々の社員たちクリエイターはゲームを作り続けます。
なぜなら絵を描いたりシナリオを書くのが趣味であり、好きだから。ライフワークだから。

だから会社に関係なく、絵を描いたり、シナリオを書いたりします。
今ならわりと簡単に同人ダウンロード販売出来ますし、DVDに焼いて同人イベントで売ればいい。
とりあえず会社の所属している間に、技術を磨いたり人脈を作ったりしていて欲しい。
エロゲだけで食べていくのは無理かもしれませんが、それでもエロゲは作れるし、お客さんに届けることが出来る。
それだけでもかなり幸せだと思う。

当たり前だけど会社を急に辞めたり、仕事を投げ出したり、引き抜き的なこととか、不義理なことをしちゃダメですよ！

ウチの元社員で他の会社に移籍して、ウチの会社で得た外注人脈をフル活用している人がいてますよとわざわざ注進してくれる人もいますが、ウチの場合、全然問題はありません。
人脈を活かせるということは、それだけウチの会社で貢献してくれていた証だし、また信頼出来ると評価されているわけだから。
そりゃ外注さん、ウチの仕事を優先させてくれたら嬉しいですが………まあそんな都合良くはいきませんよね^^;

たぶんウチの元社員達は（例外もいるけど^^;）優秀です。
全員に予算管理やスケジュール管理を意識的にやらせていたので、そこらへんの野良クリエイターより出来るはずです。

出会いがあれば、別れがあります。
その思い出を噛みしめて……
今まで一緒に働いた人と、いつの日か再会して、酒を飲みながら昔話に花を咲かせたい。
そして新しい野望を語り合いたい！

と、僕の器の大きさをドヤらせてもらったところで、最後にこれだけは言わせて欲しい。
「俺が困っていたら、助けに来てくれ」